品川区

「こども110ばんの家」について

近年、子供が巻き込まれるとんでもない事件がとても多いですよね。
こどもを守る立場である大人が、子供を苦しめている…。
これ、本当に悲しいし辛いことです。
子供が犠牲になることを危惧して、いろいろな自治体で子供を守るための活動が行われています。

千代田区が行っている防犯対策のひとつが、「こども110ばんの家」というもの。
おそらく、これは「きいたことがある」という人も多いのではないかな。
学校の近くにある家をみると、「こども110ばんの家」のステッカーが貼ってあることがありますよね。
では、この「こども110ばんの家」とはなんなのでしょうか。

「こども110ばんの家」とは、子供たちがなにか危険な目に遭いそうになったときに飛び込むことができる家。
例えば、放課後に怪しげな人に声をかけられたとします。
そのとき、「こども110ばんの家」のステッカーを貼っている家があれば、とびこんで助けを求めることができます。
学校帰りや放課後は、子供にとって本当に危険な時間帯のひとつ。
だからこそ、「こども110ばんの家」は非常に重要なものになってくるし、大切なものになるのでしょう。
なにかあったとき、子供が頼ることができる家として「こども110ばんの家」があるのは心強いもの。
とくに、高学年になると子供は親から離れて行動する時間が多くなりますので、親だけではない大人が子供たちの様子に気を配り、守ろうとする意識は大切ですね。

実際、大人の声掛けが犯罪を阻止することも

事実、大人が声をかけたことで犯罪を阻止することができるケースもあります。
夕方に子供が歩いていた時、車に連れ込まれそうになった…ということもありますが、それも近所の女性が気づいて声をかけたことで阻止することができるようになりました。
「気づく」ということはとても大切なことなのです。
また、「こども110ばんの家」のステッカーを自宅に貼るだけでも、それを犯罪者が見ていれば「この家は犯罪を許さないという強い意識を持っている」ということが伝わりますので、危ない行動を慎むことにつながるかもしれません。
「誰かが見ている」「悪いことはさせない」と意識することは、本当に大切なことであるのが解りますね。
子供たちをまもるために、一人でも多くの大人が「犯罪を許さない!」という強い気持ちをあらわす必要があります。多くの人に、この気持ちをもっていただきたいと思います。
もしかしたら、事件はあなたが住んでいる町で起きようとしているのかもしれません。

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