ストーカー被害にあってしまったら
警察と相談するために
ストーカーの認知件数は、平成25年には2万件を超え、多くの方がストーカーにあっています。
1日に換算すると54件ほどのストーカーの認知となっており、その数が多いことがわかるでしょう。
もしもストーカーにあったなら、警察に相談に行くべきではあります。
しかしながら警察は、物的証拠や被害がないと動いてくれはせず、ストーカーにあったと言うだけでは相手にしてくれません。
警察も忙しいので、すべての相談を相手することはできず、何か証拠がないと動いてくれません。
そのために、もしもストーカーにあったなら、証拠集めから始めなければいけません。
証拠集め
ストーカーにあった場合は、以下のようなことを行うと警察も動いてくれます。
・証拠を集める
ストーカーにあったことがわかるような証拠を集めましょう。
メールやメッセンジャーでつきまとうような発言をされたり、脅されたりしたら、それを削除せずに保存して残しておきましょう。
何かストーカーからの郵便物があったりすればそれも保存しておきます。
また、もしも帰り道などで直接被害にあったら、すぐに警察にいきましょう、
その場合は、どのような被害に遭ったのかを詳しく話して、今後の対応を求めましょう。
・状況を記録
証拠があれば警察に相談に行けます。
ただしその時は、どのような状況でストーカーにあっているのかを説明しなければならないので、犯人と何処で出会って、いつからストーカー行為が始まったのか、などを時系列にしてまとめておくと、警察も把握しやすいです。
相談に行く前には書き出すなどしてまとめておきましょう。
あまりにも説明が曖昧だと、取り合ってくれない可能性もあります。
ここまでは警察への相談をするために手順です。
さらには確たる証拠や被害があるなら、こちらから告訴して、相手から賠償金を払わせる、または裁判によって相手があなたの何m以内には近づかないようにさせる、ということも可能です。
そのようなことを考えるなら、まずは弁護士に相談して、どのようにすればいいか決めると良いです。
まずは近くにいる弁護士に相談に行くと良いでしょう。
しかし弁護士も相談料や報酬だけを取ろうとする悪質な弁護士もいます。
探すならインターネットでストーカー対策に強い弁護士を探すようにするか、または法テラスという弁護士を紹介してくれる機関があるので、まずはそこに電話するのが良いかと思います。
そして弁護士と相談を行ってていき、ストーカーがどのような行為をしているのか、どういった証拠があるのかなどを見て、最終的には弁護士と一緒に警察に行くと良いでしょう。
弁護士に相談すれば、告訴までどのような手順を踏むのかなども教えてくれます。