護身方法例②
自分の身は自分で守る 護身術のすすめ
犯罪には、か弱い女性が巻き込まれるケースが多く、下手をすると、最悪な事態に陥る可能性もあります。
警察や助けを呼びたくても呼べない状況、危機的状況に巻き込まれた際には、自分の身を守ることが出来るのは自分だけです。
逃げても追いつかれる、逃げられるような状況ではないときは、相手の戦力をそぐことが出来る、一瞬の隙を生み出すことが出来る、護身術を利用しましょう。
護身術は空手や柔道、剣道などのいかつい武道のイメージがある方も多いかと思いますが、決してそんなことはありません。
相手の力を利用する合気道などのイメージに、どちらかというと近いでしょう。
自分に危機が迫ったときは、躊躇をせずに、相手を殺す気持ちで、自分の身を守るようにしてください。
力がなくても出来る、相手の急所を狙う護身術
護身術の基本は、相手の急所を狙って攻撃を繰り出すことにあります。
目、鼻、みぞおち、すね、男性の場合は股間など、狙いやすい急所を狙って、スピーディーに技を繰り出しましょう。
ためらいがあると逆に反撃をされてしまいますので、遠慮はいりません。
襲われた際には、相手の急所を思いっきり狙いましょう。
例えば、正面から不審者が表れた場合は、足を思いっきりあげて股間を狙いましょう。
後ろから抱き着かれたときは、反動をつけて鼻に頭突き、また、すねを思いっきりかかとで蹴ることも有効です。
みぞおちを狙って肘鉄を相手にお見舞いしても良いでしょう。
一瞬の隙を作ることが出来れば、その隙に逃げることが出来ます。
てこの原理や反動をうまく利用して自分の身を守る
護身術の基本は、力を使わなくても相手の戦意をそぎ落とすことが出来ることにあります。
相手に考える暇を与えさせない、一瞬の隙をついて相手の急所を狙うことが重要です。
急所を狙う以外にも、相手の小指を持ってひねりあげる、相手の突進を避けながら横に逃げ、相手の腕をもって、突進の力を利用してそのまま投げ飛ばすなどがあげられます。
このように、相手が弱い部分相手の力を利用して相手を倒す方法などもいくつかありますので、何かあった際に活用できるように、日頃練習をしておくと良いでしょう。
自分の身を守ることが出来る護身術を学ぶ際には、セミナーなどに行ってみることもおすすめです。
実際に護身術のレクチャーを受けることが可能ですので、その日から使える簡単護身術を学ぶことが出来るでしょう。
実際の場面で利用することが出来るように、稽古をつけてもらえるクラスもありますので、そうしたクラスに参加して、練習しておくことも大切です。
女性も、自分の身を守るための護身術はたしなみとして身に着けておくようにしましょう。